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火を使わないのは安全?

ガスの豆知識

天ぷら油火災は火がなくても起こる

天ぷら油火災はコンロの炎が油に引火するのではなく、加熱により天ぷら油が370℃前後に達すると油自体が自然発火してしまうことが主な原因です。

2008年以降製造のガスコンロにはSiセンサー(安心センサー)を搭載しています。

センサーは可動式になっていて、常に鍋底に接する構造になっており、鍋底の温度を常に感知し、約250℃になった時点で自然消化することで油の発火を防ぎます。

IHクッキングヒーターにも温度センサーはありますが、トッププレートの下にあるため直接鍋底の温度を感知できず、実際の油の温度との間に差が生じる可能性があります。

 

Siセンサー

 

 

火がなくても、やけどに注意

調理中のやけどで多いのは直火によるものではなく、加熱した鍋やヤカンに誤って触ったり、炒めものの油がはねるというものです。

IHクッキングヒーターのトッププレート自体は発熱しないものの、鍋などから熱は伝わるため、高温となる場合もあります。

また、火がない分、わかりづらいことから、気を付けなければなりません。

ガスコンロの中には鍋を置いていない状態では点火せず、鍋を持ち上げると炎が小さくなるといった安全装置(鍋なし検知機能)がついた機種もあります。

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